岩野(IWANO)のペグをレビュー|イワノと言えば角柱型の鍛造ペグ!
鍛造ペグと言えばsnowpeakのソリッドステークが有名ですが、同じ価格帯の『IWANO(イワノ)の鍛造ペグ』が気になっている方も多いと思います。
特にIWANOの鍛造ペグは角柱型でツノのようなフック部分が特徴的なので、デザインに惹かれている人や多くのキャンパーが使うソリステを避けたい人。
そこで、この記事では何度もキャンプ場で岩野の鍛造ペグを使っている私が、実際に『ペグ打ち』や『ペグ抜き』をしてみた感想を徹底レビューしていきます。
それでは『岩野(IWANO)の鍛造ペグをレビュー|角柱型と支柱の溝で固定力最強の鍛造ペグ』について書いていきます。
鍛造ペグおすすめランキング上位に選ばれる固定力抜群のペグです!
岩野の鍛造ペグの開封レビュー
まずは、岩野の鍛造ペグを開封しながらスペックや特徴/デザインをレビューしていきます。
鍛造ペグはIWANO専用の箱に梱包されて届きましたが、箱を開けると何ともユーモアなことが書いてありました。
こういうの面白いですね!
それでは、スペックから確認していきましょう。
スペック
メーカー商品名 | IWANO(イワノ) 鍛造ペグ |
サイズ | 300mm |
重さ | 約200g |
材質 | スチール製 |
防錆加工 | カチオン電着塗装 |
ホール | あり |
価格 | 8本:3,960円 |
1本の価格 | 約495円 |
岩野のペグは頑丈なスチール素材を使ったうえに最強と呼ばれる鍛造づくりのペグで、重さが約200g/30cmとしっかりと地面に固定できる重みがあり、カチオン電着塗装と優れた防錆加工がしてある非常にスペックの高いペグです。
価格がソリステとほぼ同じですが、スペックも負けないほど優秀です!
続いて、特徴を見ていきましょう。
特徴/デザイン
岩野の鍛造ペグはヘッドが角柱でフック部分にツノが生えたようなデザインとなっており、しっかりと『IWANO』の名前が入っています。
人気の鍛造ペグエリッゼステークやソリッドステークと比べると、岩野の鍛造ペグのツノの部分がかなり特徴的なのがよくわかりますね。
そして、ペグハンマーの打撃を受けるヘッド上部は四角くて大きくなっているので、初心者の方でも非常に打ちやすそうな感じです。
四角いヘッドは割と珍しい!
ヘッド上部をエリッゼステークやソリッドステークと比べると、あきらかに大きいのがわかります。
また、ヘッドの少し下の部分を横からみると岩野の鍛造ペグが、あきらかに角張っているのがわかりますね。これだけ角張っていれば地面の中で勝手に回らないはず。
地面に刺さる先端部分は他の鍛造ペグと同じように鋭くなっており、深い溝があるのが非常に特徴的。
これだけ深い溝があれば地面の中での固定力は凄そうだね!
ペグ抜きに使われるフック部分は、しっかりとペグハンマーのペグ抜きに引っかかる形で、ホールにはペグがちゃんと刺さるのでペグ同士で抜くことも十分に出来そうです。
ペグ同士で抜くことができるのは意外と大事!
岩野の鍛造ペグを実際に使ってみた感想/使用感
岩野の鍛造ペグを実際にキャンプ場で使ってみたので、感想や使用感を書いていきます。
簡単に感想をまとめると以下のとおりです。
- どんなに硬い地面でもガンガン刺さる
- 角柱型と支柱の深い溝で固定力最強
- カチオン電着塗装で防錆性能に優れている
- 曲がっても直せるので長く使える
- デザインがかっこよく所有欲を満たす
- ペグ抜きが無くてもペグ同士でペグが抜ける
- ツノの部分が色々と活用できる
- 長さが30cmしか選べないのが惜しい
- 重くて持ち運びが少し大変
デザイン性と固定力を求めるならこの鍛造ペグが相性抜群!
それでは、それぞれについてわかりやすくお伝えしていきます。
どんなに硬い地面でもガンガン刺さる
岩野のペグは熱した金属を金型で圧縮成型した鍛造づくりとなっており非常に強度が高いです。
なので、多少の石なら砕きながら進めるうえ、約200gとずっしりとした重さもあるので、硬い地面でもガンガンと地面に刺さっていきます。
ガンガン刺さっていくのが本当に気持ちいいです!
角柱型と支柱の深い溝で固定力最強
ペグはテントやタープが風の影響を受けて引っ張られることで抜けてしまう場合がありますが、岩野の鍛造ペグは角柱型で支柱に深い溝があるので、地面の中で回転しにくく固定力は鍛造ペグの中でも最強レベルです。
また、深く打ち付けることでフックまで地面に刺さるうえ、約200gの重さがあるのも固定力を上げる魅力的なところ。
ここまで打ち込めば風の影響を受けやすいタープでも怖い物なしだね!
カチオン電着塗装で防錆性能に優れている
一般的なスチール製のペグは比較的にさびやすいようになっているのですが、岩野の鍛造ペグはカチオン電着塗装がしてあり非常に防錆性能に優れています。
ただし、カチオン電着塗装がしてあるからといってメンテナンスを怠ると錆びるのが早くなってしまうので、ペグを使い終わった後は水分や汚れを雑巾でしっかりと拭き取りましょう。
しっかりとメンテナンスし長持ちさせましょう!
曲がっても直せるので長く使える
スチールペグはペグ打ちをしていると段々と曲がってきてしまうのですが、岩野の鍛造ペグは耐久性が非常に高いペグなので、曲がってしまっても叩いて直すことができます。
ピンペグや鋳造ペグも叩いて直せたりしますが、叩いて直しているうちに金属疲労により早々に使えなくなってしまいます。
なので、ペグの中でも非常に強度の高い岩野の鍛造ペグならば、万が一に曲がってしまっても叩いて直すことができるので非常に長く使うことができます。
上手く使えば一生ものにできるかも!
デザインがかっこよく所有欲を満たす
角柱型でツノの生えたようなフック部分や深い溝の入ったデザインは、他の鍛造ペグには無く非常にかっこいいので、持っているだけで所有欲がかなり満たされます。
鍛造ペグは高価なペグなので綺麗なままで保管したい気持ちも沸いてきますが、ガンガン使って使用感溢れるワイルドな感じにしていきましょう。
使い込んでる感じが味が出て良い!
ペグ抜きが無くてもペグ同士でペグが抜ける
岩野の鍛造ペグはペグ穴にペグが差せるようになっているので、余っているペグを差し込んでグイっとひねりながら引っ張ることで、ペグ抜きが無くてもペグを抜くことができるようになっています。
とは言っても、ペグハンマーで抜いたほうが普通に楽なので、ペグハンマーが無い場合の応急処置的な感じになりそうです。
ペグ抜きが付いていないペグハンマーを使う場合にも役立ちますね!
ツノの部分が色々と活用できる
岩野の鍛造ペグのツノの部分はデザイン性だけでなく、ランタンや網を引っかけたり蚊取り線香を引っかけたりと実用性もあります。
この活用方法は面白いですよね!
長さが30cmしか選べないのが惜しい
ペグはテントやタープなどの用途に応じて必要になってくる長さが変わってくるので、複数のサイズが用意されていることが多いのですが、岩野の鍛造ペグは30cmしか用意されていません。
それに比べてエリッゼステークやソリッドステークは4種類の長さから選べるので、30cm以外の長さを使いたい方はエリステやソリステを検討した方が良いです。
とは言え、30cmが1番使いやすく需要があるので気にならない人も多いと思います。
鍛造ペグなので重くて持ち運びが大変
長さ30㎝のペグ1本の重さが約200gもあるので、車に積み込む際やペグ打ちする際に数本持って移動するのは少し大変に感じました。
なので、徒歩キャンプやツーリングキャンプをする方には荷物が重くなり移動が大変なので、重さのある鍛造ペグは不向きと言えます。
岩野の鍛造ペグのメリット・デメリット
実際に使って見て感じたことをメリット・デメリットに分けて紹介していきます。
上記にまとめたとおり、信頼できる日本企業から販売されており鍛造づくりで非常に強度が高く、角柱型と支柱の溝で固定力最強を誇る魅力的な鍛造ペグです。
また、フック部分のツノがかっこいいだけでなく色々な活用方法があるのも魅力的。
逆に気になる点をあげると、長さが30cmしか選べないのと1本単位での購入ができないところでしょうか。
正直デメリットは機能的な面の話ではないので、デメリットは気にならない人も多いはずです!
岩野の鍛造ペグがおすすめできる人
岩野の鍛造ペグがおすすめできる人についてまとめます。
岩野の鍛造ペグがおすすめできる人をざっとまとめるとこんな感じになります。
この中の項目が複数当てはまるようであれば、非常に相性の良い鍛造ペグになるはずですので、ぜひ手に取ってみてください。
魅力的なデザイン性で固定力最強の鍛造ペグを探しているならコレで間違いなし!
もう少し価格を抑えたい方
同じレベルの鍛造ペグでもう少し価格を抑えたい人は、村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』がオススメです。
岩野の鍛造ペグには頑丈なペグハンマーを使おう!
岩野の鍛造ペグは紹介してきた通り非常に頑丈な鍛造ペグなので、アルミやプラスチック素材などの耐久度の低いペグハンマーを使っているとペグハンマーが負けてしまいペグが刺さっていきません。
なので、鍛造ペグを使ってみようと考えている方は、頑丈なペグハンマーを選びましょう。
頑丈で高品質なペグハンマー
鍛造ペグにも負けないような頑丈さを持つペグハンマーで、高品質なものを選ぶならば『スノーピークのペグハンマーPRO.S』や『ロゴスのパワーペグハンマー』あたりがオススメです。
ペグハンマーおすすめランキング9選の上位に入るペグハンマーです!
頑丈でコスパ優先のペグハンマー
鍛造ペグにも負けないような頑丈さを持つペグハンマーで、コスパの良さを優先したいのであれば、『YOGOTOのペグハンマー』や『キャンピングムーンのペグハンマー蝮』あたりがオススメです。
コスパ最高のペグハンマーおすすめランキング9選の上位に入るペグハンマーです!
まとめ:角柱型と支柱の溝で固定力最強を誇る鍛造ペグ
この記事では『岩野(IWANO)の鍛造ペグをレビュー|角柱型と支柱の溝で固定力最強の鍛造ペグ』について書いてきました。
実際にキャンプ場で使用した感想を書いてきましたが、角柱型と支柱の溝のおかげで地面の中で勝手に回転することがなく、非常に固定力が高い鍛造ペグと言えます。
価格帯がsnowpeakのソリッドステークとほぼ同じなので、どちらにしようか迷う方も多いと思いますが、使い勝手にそこまで大きな差は無いので、デザイン性と使いたいペグの長さを考慮して選ぶのが良いでしょう。
ほかの鍛造ペグも気になる方は、鍛造ペグおすすめランキングの記事も書いてますので参考にしてくださいね!