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セリアのスチールペグをレビュー|売り切れ続出!赤色やピンクが魅力的
100均のセリアでスチールペグ(鋳造ペグ?)が販売されていたので購入して実際に使ってみました!
正直なところ100均ペグなのでそこまで期待していませんでしたが、思ったより使い勝手が良かったのと、地面にあっても見つけやすい赤色が気に入って赤色のペグを追加で購入。その後ピンク色も出てます。
ただ、長さが20cmのペグしか製造されていないので使い方が限られたり、塗装が簡単に剝がれたりとやはり100均クオリティだなと思ってしまったところも色々とあったので、購入するか迷っている方のために解説していきます。
個人的には十分に使えると思うけど、100均以外にも他にコスパの良いスチールペグはたくさんあるので、赤色以外は選ばないかな〜
関連記事 コスパ最高の鋳造ペグおすすめ5選|安くて頑丈な使い勝手の良いペグ
セリアのスチールペグの開封レビュー
まずは、100均セリアのスチールペグについてレビューしていきます。
スペック
商品名 | スチール製ソリッドペグ |
サイズ | 長さ:20cm ヘッド:0.9cm |
重さ | 約117g |
カラー | 黒色・赤色 |
材質 | スチール製 |
防錆加工 | なし(おそらく) |
ホール | あり |
価格 | 100円(税抜き) |
セリアのソリッドペグは頑丈なスチール製で長さは20cmのみとなっているので、スペックから見るにタープ用のペグというよりかは、テント用のペグとして使うようなイメージですね。
また、ペグの色が黒色だけでなく赤色もあるのが非常に好印象。
赤色のペグってそんなにあるわけじゃないので、これは嬉しいポイントですね!
続いて、特徴やデザインを見ていきましょう。
特徴/デザイン
全体のデザインとしては最強の鍛造ペグ『ソリッドステーク』に似ているような感じで、普通にかっこいいです。
ペグハンマーの打撃を受けるヘッド面は円柱状となっており、直径は0.9cmとヘッド部分もソリッドステークと似たような感じです。
地面に刺さる先端部分もソリッドステークのように鋭くなっています。
ただ、フックの部分は鍛造ペグのように一体になっているわけではなく、溶接してくっつけてある感じなので、強い負荷がかかるとパキっと取れてしまいそうな雰囲気。
さすがに、フックの部分はエリッゼステークやソリッドステークのような鍛造ペグならではの安心感はないですね。
セリアのスチールペグを実際に使ってみた感想
それでは、セリアのソリッドペグを実際にペグ打ちしてみましたので、使用感を正直に書いていきます。
簡単に感想をまとめると以下のとおりです。
それでは、それぞれについてわかりやすくお伝えしていきます。
想像以上にちゃんと地面に刺さり驚いた
セリアのソリッドペグを実際にペグ打ちしてみた感想ですが、「100均なんか…」とあまり期待していなかったのですが、思っていたより地面にちゃんと刺さって驚きました。
さすがにソリッドステークのようにガンガン刺さっていく感じではありませんが、Soomloomのスチールペグような人気の鋳造ペグと比べても特に差を感じませんでした。
ただし、石に当たってしまった時はペグが負けて先端がつぶれてしまうので、打ち込む場所を変えながら上手くペグ打ちする必要はありますね。
100均ペグにしては想像以上のクオリティで本当に驚き!
赤色ペグが見つけやすくて魅力的
ペグと言えば無骨でかっこいい黒色が多いのですが、実際に使って見ると黒色のペグは地面の色と同化して見つけにくいことに気づきます。
しかし、今回紹介しているセリアの100均ペグには嬉しいことに赤色が販売されており、実際に赤色のペグを地面に刺してみたところ、黒色に比べて非常に見つけやすく感動しました。
私が黒色以外のペグを買うなら頑丈で多数の色から選べるエリッゼステークを検討しますが、安くはないのでペグにコスパを求める方にはセリアの赤色ペグはオススメできます。
ペグ穴にペグが刺さるのでペグ抜きがなくても大丈夫
ペグによっては余ったペグをペグ穴に刺し込むことで、ペグ抜きを使わなくてもペグを抜くことができるようになっているのですが、ペグ穴に刺さらないペグも多いのが実態です。
そこで、セリアのソリッドペグがペグ穴に刺せるか試したところ、ちゃんと刺さってくれたのでペグ抜きが無くてもペグを抜くことができることがわかりました。
抜き方は簡単でグイっとひねりながら引っ張るだけです。
私自身は腰が痛くなるのが嫌なので、基本的にはペグハンマーのペグ抜きを使いますけどね!
ただ、ソロキャンや徒歩キャンで荷物を少なくしたいキャンパーの中には、ワークマンのペグハンマーのようにペグ抜きの付いていないコンパクトなペグハンマーを使う方もいるので、そういう方には非常に嬉しいはずです。
ペグにコンパクトさだけでなく軽量さも求めるならば、ユニフレームのジュラパワーペグが最高の使い心地ですよ。
フック部分の耐久性に不安がある
セリアのソリッドペグのフック部分は溶接でくっつけてある感じなので、ソリッドステークのような鍛造ペグに比べて安心感はありません。
とは言っても意外とフックの部分が分厚いので、それなりに耐久性があるのかな?と期待しています。ただし…
さすが100均と言うところでしょうか。一部のペグの溶接部分が最初から半分くらい穴(隙間?)が開いていました。購入する際はここら辺もしっかりと見た方が良いですね。
強い負荷がかかってしまうタープに使うのは避けた方が良さそうですね。
ヘッドの塗装がすぐはげる
実際にペグ打ちをして気づきましたが、数回使っただけでヘッドの塗装部分が剥げてきてしまうので、ペグを綺麗な状態を保ちながら使いたい方には不向きですね。
ただ、ペグとしての役割に直接影響するわけではないので妥協点だと思います。
ここら辺は100均クオリティ…
ペグの塗装がペグハンマーに付きやすい
ペグの塗装が剥げやすいのでペグハンマーに塗装が付きやすく打撃部分がよごれます。
打撃部分の汚れが気にならない人は良いですが、綺麗に使いたい方にはデメリットですね。
20cmしか無いのでタープは避けるべき
セリアのソリッドペグは長さが20cmのペグしか販売されていませんので、30cm以上のペグを推奨するタープ用のペグには残念ながら使えそうにないですね。
タープはテントより風の影響を受けやすくペグに強い負荷がかかるので、30cm以上のペグを使うのが良いとされています。
可能であればタープは地面にガッチリと固定できる鍛造ペグを使うことをオススメします!
セリアのスチールペグのメリット・デメリット
実際に使って見て感じたことをメリット・デメリットにまとめます。
上記にまとめたとおり、100均のペグにしてはしっかりと地面に刺さってくれますし、赤色のペグは黒色に比べて非常に見つけやすいです。
気になる点は使用前からフック部分に不安が残るような商品があったり、ヘッドの塗装が剥げやすいのでペグハンマーの打撃部分が汚れやすい点です。
また、サイズが20cmしか売られていないのでタープには向きません。
汚れを気にせず普通にテント用に使うならコスパは良いですね!
セリアのスチールペグがおすすめできる人
セリアのソリッドペグがおすすめできる人についてまとめます。
セリアのソリッドペグがおすすめできる人をざっとまとめるとこんな感じになります。
100均にこだわる必要が無ければ、Soomloomの鋳造ペグのようにペグの収納ケースや反射材入りロープの付いたコスパの良いペグが買えるので、個人的にはそちらの方がオススメです。
同じ価格帯で優秀なスチールペグは他にもある!
セリアのペグは1本100円(税抜き)と非常に安く買うことができるにも関らず、使い心地は思っていたよりは良いです。
しかし、塗装が剥げやすかったりフック部分の耐久性に不安があったりとデメリットもあるので、個人的には同じ価格帯で優秀なペグのsoomloomのスチールペグをオススメします。
このSoomloomのスチールペグは非常に優秀なペグにも関らず、反射材入りロープやペグの収納ケースもついて16本で1,980円と驚くほど安いので非常に人気があります。
soomloomとはコスパの良いキャンプ用品を扱うブランドだよ!
また、soomloomのスチールペグ以外にもYOGOTOの合金鋼ペグなど安くて優秀なペグはたくさんありますので、気になる方は以下の記事をご覧下さい。
関連記事 コスパ最高の鋳造ペグおすすめ5選|安くて頑丈な使い勝手の良いペグ
まとめ:塗装の剥げやすさが気にならなければテント用に赤色ペグを使いたい!
この記事では『セリアのスチールペグをレビュー|売り切れ続出?赤色ペグが魅力的』について書いてきました。
紹介してきたとおり、100均のペグにも関らず思ったより使い勝手が良かったのですが、塗装が剥げやすかったりフック部分の耐久性に不安があったりと100均クオリティが目立ちました。
また、長さも20cmしかないのでタープには使えず、テント用ペグにしかならないのも少し残念。
1本100円でペグが買えるのは安くて良いですけどね!
もう少し優秀で使い勝手の良いペグを同じ価格帯で買うならsoomloomのソリッドペグやYOGOTOの合金鋼ペグなどの鋳造(ちゅうぞう)ペグを、もっと頑丈なペグが気になる方は、価格は高いけど最強のペグと言われる鍛造(たんぞう)ペグを検討してみてください。