コールマンの鍛造スチールペグをレビュー|使う際の注意点を発見!
コールマンはアルミペグやピンペグなど色々なペグを取り扱っていますが、1番人気なのが頑丈なスチール製の鍛造ペグです。
ただ、コールマンのスチール鍛造ペグは他の有名ブランドの鍛造ペグに比べて価格が少し安いので、何かデメリットがあるのか気になっている方も多いはず。
そこで、この記事では何度もコールマンのペグをキャンプ場で使っている私が、実際にペグ打ちやペグ抜きをしてみた感想を徹底レビューしていきます。
注意点はありますが、コールマン好きにはオススメのペグですよ!
コールマンの鍛造ペグの開封レビュー
まずは、コールマンの鍛造ペグを開封しながらスペックや特徴/デザインをレビューしていきます。
コールマンの鍛造ペグは1本単位で購入する感じなので、専用の箱などに梱包されている訳でなく、ペグに直接シールで詳細が貼ってあります。
それでは、スペックから確認していきましょう。
スペック
メーカー商品名 | コールマン スチールソリッドペグ |
サイズ | 300mm (200mm,300mm) |
重さ | 約182g |
材質 | スチール製 |
ホール | あり |
1本の価格 | 約418円 |
コールマンのペグは頑丈なスチール素材を使ったうえに最強と呼ばれる鍛造づくりのペグで、重さが約182g/30cmとしっかりと地面に固定できる重みがあるスペックの高いペグです。
続いて、特徴を見ていきましょう。
特徴/デザイン
コールマンの鍛造ペグはヘッドとフック部分がフラットになっており、しっかりと『Coleman』の名前が入っています。
人気の鍛造ペグエリッゼステークやソリッドステークと比べると、コールマンの鍛造ペグがフラットで特徴的なのがよくわかりますね。
そして、ペグハンマーの打撃を受けるヘッド上部はひし形で長くなっており、ペグハンマーが当てやすそうな感じです。
ヘッド上部をエリッゼステークやソリッドステークと比べると、あきらかに長いのがわかります。
また、ヘッドの少し下の部分を横からみるとコールマンの鍛造ペグが、あきらかにフラットになっているのがわかりますね。
地面に刺さる先端部分は他の鍛造ペグと比べてかなり鋭くなっています。
指で触るとチクッとするくらい鋭い!
先端をソリッドステークと比べると、あきらかに鋭いですね。
コールマンの鍛造ペグを実際に使ってみた感想/使用感
コールマンの鍛造ペグを実際にキャンプ場で使ってみたので、感想や使用感を書いていきます。
簡単に感想をまとめると以下のとおりです。
- どんなに硬い地面でもガンガン刺さる
- フック部分まで刺すことで固定力が高くなる
- 曲がっても直せるので長く使える
- 有名ブランドが所有欲を満たす
- ペグ抜きが無くてもペグ同士でペグが抜ける
- ペグに付いているシールのベタベタが取りにくい
- ペグ打ちするヘッド部分の場所に気をつける必要がある
- 重くて持ち運びが少し大変
シールのベタベタとペグ打ち部分に気を付ける必要あり!
それでは、それぞれについてわかりやすくお伝えしていきます。
どんなに硬い地面でもガンガン刺さる
コールマンのペグは熱した金属を金型で圧縮成型した鍛造づくりとなっており非常に強度が高いです。
なので、多少の石なら砕きながら進めるうえ、約182gとずっしりとした重さもあるので、硬い地面でもガンガンと地面に刺さっていきます。
ガンガン刺さっていくのが本当に気持ちいいです!
フック部分まで刺すことで固定力が高くなる
ペグはテントやタープが風の影響を受けて引っ張られることで抜けてしまう場合がありますが、コールマンの鍛造ペグは深く打ち付けることでフックまで地面に刺さるうえ、約182gの重さがあるので固定力がかなり高いです。
ここまで打ち込めば風の影響を受けやすいタープでも大丈夫だね!
曲がっても直せるので長く使える
スチールペグはペグ打ちをしていると段々と曲がってきてしまうのですが、コールマンの鍛造ペグは耐久性が非常に高いペグなので、曲がってしまっても叩いて直すことができます。
ピンペグや鋳造ペグも叩いて直せたりしますが、叩いて直しているうちに金属疲労により早々に使えなくなってしまいます。
なので、ペグの中でも非常に強度の高いコールマンの鍛造ペグならば、万が一に曲がってしまっても叩いて直すことができるので非常に長く使うことができます。
上手く使えば一生ものにできるかも!
有名ブランドが所有欲を満たす
コールマンはキャンパーなら誰もが知る有名ブランドなので、持っているだけで所有欲が満たされます。
鍛造ペグは高価なペグなので綺麗なままで保管したい気持ちも沸いてきますが、ガンガン使って使用感溢れるワイルドな感じにしていきましょう。
使い込んでる感じが味が出て良い!
ペグ抜きが無くてもペグ同士でペグが抜ける
コールマンの鍛造ペグはペグ穴にペグが差せるようになっているので、余っているペグを差し込んでグイっとひねりながら引っ張ることで、ペグ抜きが無くてもペグを抜くことができるようになっています。
とは言っても、ペグハンマーで抜いたほうが普通に楽なので、ペグハンマーが無い場合の応急処置的な感じになりそうです。
ペグ抜きが付いていないハンマーを使う場合にも役立ちますね!
ペグに付いているシールのベタベタが取りにくい
コールマンの鍛造には商品の詳細が書いてあるシールが直接貼ってあるのですが、なかなか綺麗に剥がれてくれず苦戦します。
家にあるもので色々と剥がす方法を探して、ライターで炙ったりドライヤーで温風をあてたりしてたのですが、正直上手く剥がせませんでした。
個人的に1番効果を感じたのは、ぬるま湯につけてふやかしてシールをとる方法。
ちなみに、ベタベタが残る状態で地面にペグ打ちすると、想像どおり土がガッツリ付いてしまい手入れが大変です。
ペグ打ちするヘッド部分の場所に気をつける必要がある
コールマンのペグのヘッドはひし形で長細くなっているので打撃面が広く打ちやすいように思っていましたが、口コミや他の方のレビューを見ると、フック側の先端部分を叩いているとペグに変な力が加わり折れてしまうことがあるようです。
支柱の上の部分をしっかりと打ち込めば基本的には問題ないとは思いますが、支柱側ではなくフック側の先端部分を打ち込むのは極力避けた方が良いでしょう。
鍛造ペグなので重くて持ち運びが大変
長さ30㎝のペグ1本の重さが約182gもあるので、車に積み込む際やペグ打ちする際に数本持って移動するのは少し大変に感じました。
なので、徒歩キャンプやツーリングキャンプをする方には荷物が重くなり移動が大変なので、重さのある鍛造ペグは不向きと言えます。
徒歩キャンプやツーリングキャンプはピンペグやチタンペグの方が相性が良いですね!
コールマンの鍛造ペグのメリット・デメリット
実際に使って見て感じたことをメリット・デメリットに分けて紹介していきます。
上記にまとめたとおり、有名ブランドのコールマンから販売されており鍛造づくりで強度が高く、他の有名ブランドの鍛造ペグより比較的に安いのが非常に魅力的な鍛造ペグです。
逆に気になる点をあげると、シールの剥がした跡がベタベタするのと、ペグ打ちを失敗するとペグが折れる可能性がある点です。
コールマンの鍛造ペグがおすすめできる人
コールマンの鍛造ペグがおすすめできる人についてまとめます。
コールマンの鍛造ペグがおすすめできる人をざっとまとめるとこんな感じになります。
この中の項目が複数当てはまるようであれば、非常に相性の良い鍛造ペグになるはずですので、ぜひ手に取ってみてください。
もう少し価格を抑えたい方
コールマンのペグより使い勝手が良く価格も抑えた鍛村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』がオススメです。
コールマンの鍛造ペグには頑丈なペグハンマーを使おう!
コールマンの鍛造ペグは紹介してきた通り非常に頑丈な鍛造ペグなので、アルミやプラスチック素材などの耐久度の低いペグハンマーを使っているとペグハンマーが負けてしまいペグが刺さっていきません。
なので、鍛造ペグを使ってみようと考えている方は、頑丈なペグハンマーを選びましょう。
頑丈で高品質なペグハンマー
鍛造ペグにも負けないような頑丈さを持つペグハンマーで、高品質なものを選ぶならば『スノーピークのペグハンマーPRO.S』や『ロゴスのパワーペグハンマー』あたりがオススメです。
人気のペグハンマーおすすめランキング9選の上位に入るペグハンマーです!
頑丈でコスパ優先のペグハンマー
鍛造ペグにも負けないような頑丈さを持つペグハンマーで、コスパの良さを優先したいのであれば、『YOGOTOのペグハンマー』や『キャンピングムーンのペグハンマー蝮』あたりがオススメです。
コスパ最高のペグハンマーおすすめランキング9選の上位に入るペグハンマーです!
まとめ:鍛造づくりで非常に頑丈なコールマンの人気ペグ
この記事では『コールマンのスチールソリッドペグをレビュー|ヘッドがフラットな人気の鍛造ペグ』について書いてきました。
キャンパーなら誰もが知る有名ブランド『コールマン』のペグなだけあって、鍛造づくりで非常に頑丈なペグです。
また、ヘッド部分がフラットな他に無いデザインと、価格が約400円と他の有名ブランドの鍛造ペグに比べて比較的に安いのも魅力的なポイント。
シール跡のベタベタとペグ打ちに失敗した場合の耐久度が少し気になりますが、他の鍛造ペグと使い勝手に大きな差は無いので、コールマンが好きな方にはオススメなペグです。
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