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ペグハンマーはホームセンターのハンマーで代用できる?石頭・ゴム製ハンマーを試してみた!
ペグハンマーって思ったよりも高いのでホームセンターの石頭ハンマーやゴム製ハンマーで代用できないのか気になったりしますよね。
そこで、ホームセンターで石頭ハンマーやゴム製ハンマーを購入し、実際にペグが打てるのか検証してみたので解説していきます。
それでは『ペグハンマーはホームセンターのハンマーで代用できる?石頭・ゴム製ハンマーを試してみた』について書いて行きます。
最初に言っておきますが、残念ながらペグ抜きはできません。
ホームセンターの石頭ハンマーで代用ができるか検証
ホームセンターの石頭ハンマーでペグハンマーの代用ができるか検証していきます。
まずは、石頭ハンマーの特徴から見ていきましょう。
石頭ハンマーの特徴
石頭ハンマーの特徴は以下のとおりです。
- ヘッドの素材が石製
- ヘッドがかなり硬い
- ヘッドが重い
- グリップはゴム製が多い
- ペグハンマーに比べて金額が安い
石頭ハンマーはヘッドの素材が石製なので、ヘッドが非常に硬くかなり重いのが特徴です。
この石頭ハンマーは重さ1.1kg
また、金額面はゴム製ハンマーほどではありませんが、1,000円台で買えるものが多く正規のペグハンマーと比べても比較的に安く手に入れることができます。
石頭ハンマーの外観/デザイン
全体のサイズ感はスノーピークのペグハンマーPRO.Sより若干大きめな感じです。
ヘッド部分は両面で打てるようになっており、サイズも大きく表面がアルミでカバーがされているので、石というよりは金属のような見た目となっており工具感が強いです。
ヘッドの打撃面はペグハンマーのように丸くなっていますが、打撃面の周りは滑らかに削ってあります。
石頭ハンマーは1kg前後と重いものが多いので、すっぽ抜け防止のためにグリップ部分はゴム製がほとんどです。
デザイン的にはペグハンマーより強そうな見た目をしているね!
石頭ハンマーで実際にペグが打ち込めるのか
石頭ハンマーで実際にペグが打てるのか検証していきます。
まずは、村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』を打ち込んでみましたが、ヘッドが硬く重いおかげで、ペグハンマーよりガンガン打ち込めるような感覚でした。
石頭ハンマーマジですごい!
次にSoomloomの鋳造ペグ『スチールペグ』を打ち込んでみましたが、鍛造ペグの時と同様にガンガン打ち込むことができました。
最後にピンペグを打ち込んでみましたが、ハンマーが硬く重すぎるためペグが負けてしまいすぐに曲がってしまったので、ピンペグを打つのは避けた方が良いです。
石頭ハンマー強すぎるね…
検証まとめ
検証結果から鍛造ペグや鋳造ペグのような頑丈なペグはガンガン打ち込むことができるが、ピンペグのような耐久度の低いペグは、ハンマーの硬さ重さに負けて簡単に曲がってしまうことが分かりました。
なので、鍛造ペグなどの頑丈なペグを使う場合で約1kgの石頭ハンマーを振り上げることができるのであれば、ペグハンマーの代用として使っても良いのではないでしょうか。
ただ、ペグ抜きの機能が無かったり約1kgと重すぎて手や腕の負担が大きすぎるので、石頭ハンマーのようにガンガン打ち込みたい人は、重量級のペグハンマーも存在するのでそちらを使うことをオススメします。
私のオススメは約850gありガンガン打ち込める『UJackの鋳鉄ペグハンマー』です!
ホームセンターのゴム製ハンマーで代用ができるか検証
ホームセンターのゴム製ハンマーでペグハンマーの代用ができるか検証していきます。
まずは、ゴム製ハンマーの特徴から見ていきましょう。
ゴム製ハンマーの特徴
ゴム製ハンマーの特徴は以下のとおりです。
- ヘッドの素材がゴム製
- ヘッドが柔らかい
- ヘッドがゴム製なので軽い
- グリップは木製が多い
- ペグハンマーに比べて金額がかなり安い
ゴム製ハンマーはヘッドの素材がゴム製なので、ヘッドが柔らかく軽いのが特徴です。
また、金額面は1,000円を切るものが多いので、正規のペグハンマーと比べてかなり安く買うことができます。
ゴム製ハンマーの外観/デザイン
全体のサイズ感はスノーピークのペグハンマーPRO.Sと同じような感じです。
ヘッド部分は両面で打てるようになっており、ペグハンマーと比べると大きめ感じになっています。
ゴム製ハンマーは非常に軽いので、グリップ部分は木製が多くツルツルしています。
全体のデザイン的には見るからに頼りなさそうな感じ…
ゴム製ハンマーで実際にペグが打ち込めるのか
ゴム製ハンマーで実際にペグが打てるのか検証していきます。
まずは村の鍛冶屋の鍛造ペグ『エリッゼステーク』を打ち込んでみましたが、ヘッドが柔らかく軽いので10cmくらい打ち込むのが限界でした。
何回も叩いてみたけど刺さっていく気がしませんでした。
次にSoomloomの鋳造ペグ『スチールペグ』を打ち込んでみましたが、鍛造ペグの時と同様に 10cmくらいしか打ち込むことができませんでした。
最後にピンペグを打ち込んでみましたが、さほど硬くない地面であれば一応打ち込むことができました。
かなり叩きましたけどね。
検証まとめ
検証結果から鍛造ペグや鋳造ペグのような頑丈なペグは、ハンマーが負けてしまい10cmくらいしか打ち込むことができませんでしたが、ピンペグのような耐久度が低く細いペグであれば、叩く回数がかなり必要なものの何とか打ち込めることが分かりました。
なので、鍛造ペグや鋳造ペグのような丈夫なペグを打ち込む際はペグハンマーの代用としてほとんど使えないと思いますが、ピンペグのような耐久度の低く細いペグであれば一応代用ができます。
ただし、地面が硬いキャンプ場だとピンペグですら打ち込むのに苦労すると思いますので、格安だからと言ってペグハンマーの代用としてはオススメしません。
さすがに1,000円以下は無いですが、安くて優秀なペグハンマーはたくさんあるので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
コスパ最強の安いペグハンマーが気になる方
残念ながらペグ抜きを別で買う必要がある
石頭ハンマーにもゴム製ハンマーにも共通して言えることですが、ヘッド部分にペグ抜きが付いていないので、ペグ抜きを別で用意する必要があります。
ペグ抜きは単独でも売っていたりしますが、サイズ感や耐久性からしてペグハンマーのヘッドについているペグ抜きを使った方が断然抜きやすいので、ペグ抜きを単独で買うくらいならヘッドにペグ抜きがついているペグハンマーを買った方が良いですね。
一応ペグ抜きが無くても、ソリッドステークやエリッゼステークのようなペグは余りのペグをペグ穴に差し込んでグイっと捻るだけで抜くことができますが、抜くたびに体制を低くする必要があり腰が痛くなりやすいので自己責任でお願いします。
何本もペグでペグを抜くのは結構腰にきます…
まとめ:石頭ハンマーならペグ打ちできるがペグとの相性があるしペグ抜きが無い!
この記事では『ペグハンマーはホームセンターのハンマーで代用できる?石頭・ゴム製ハンマーを試してみた』について書いてきました。
それぞれのハンマーで、鍛造ペグ・鋳造ペグ・ピンペグを実際に打ち込めるのか検証してみましたが、ゴム製ハンマーはほとんど打ち込めず石頭ハンマーはガンガン打ち込むことができました。
しかし、石頭ハンマーは硬く重いのでピンペグを簡単に曲げてしまったので、鍛造ペグや鋳造ペグなどの頑丈なペグとの相性が良さそうです。
また、どちらのハンマーもペグ抜きの機能が無くペグ抜きを別に買う必要がありますので、個人的にはどちらのハンマーもオススメはしません。
石頭ハンマーの打ち込む力には驚きましたけどね。
もし、石頭ハンマーのように重いハンマーでガンガン打ち込みたいのであれば、約850gありガンガン打ち込める『UJackの鋳鉄ペグハンマー』を検討してみてください。
特に重いペグハンマーにこだわりはなく安いペグハンマーを検討したい方は、以下の記事に安くて優秀なペグハンマーをまとめてありますので、ご覧になってください。