Jackeryポータブル電源708をレビュー｜使える家電が多く口コミどおり高品質で超寿命

キャンプや災害時の停電に備えて大容量のポータブル電源を色々と調べましたが、我が家は価格面・容量・機能性・安全性を考慮しJackeryのポータブル電源708を１番最初に購入しました。

今ではポータブル電源を何個も所持するようになりましたが、やはりJackeryのポータブル電源は安心感が別格ですし、3年以上使っていても不便に感じるところはほとんどなく、最初のポータブル電源選びは大成功と言えるでしょう。

とは言え、まったく気になるところがないわけではないので、Jackeryポータブル電源708をキャンプ場や自宅で何年も使用している私が、実際に使ってみた使用感や感想、キャンプや災害時に使える家電を検証した結果を徹底的にまとめました。

Jackeryポータブル電源708のレビュー

まずはJackeryポータブル電源708の特徴、スペック/出力性能、電化製品の例/利用時間、本体の充電方法/充電時間、外箱/付属品、デザイン/触り心地、サイズ/重量、安全性/安全認証マーク、保証期間についてレビューしていきます。

それでは、Jackeryポータブル電源708の特徴から確認していきましょう。

特徴

[box02 title=”特徴”]

• 出力口が4種類6ヶ所あり最大6台同時に給電が可能
• コンセント・車・太陽光の3種類の方法で電源本体の充電が可能
• 容量が708Whと大容量
• QuickCharge3.0搭載で対応する機器を急速充電
• 消費電力と残量の詳細な数値をリアルタイムで表示
• 防災製品の推奨品認証を取得
• 高い安全性で安全保証マークを取得
• 保証期間が2年の長期保証

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簡単にまとめると、キャンプや災害時に2~3日使用できるほど大容量なうえ、出力口の種類や数が豊富な高性能で安全性の高いポータブル電源です。

保証期間も2年と長期保証になっています。

スペック/出力性能

項目	詳細
メーカー	Jackery（ジャクリ）
品番	Jackeryポータブル電源708
電池タイプ	リチウムイオン電池
容量	708Wh
定格出力	500W
重さ	約6.8kg
AC出力	2個（100V/5A ,60Hz）
USB-A出力	1個（5V/2.4A）
USB-A出力 （QC3.0）	1個（5V/3A、9V/2A、12V/1.5A）
USB-C出力	１個（5V/3A、9V/3A、12V/3A、15/3A、20/3A）
シガーソケット	1個（12V/10A）
充電温度	0℃~40℃
動作温度	-10℃~40℃
サイズ （横×奥行×高さ）	約299.7×191.5×190.5mm
価格	¥84,500 （税込）※公式サイト

容量が708Whと大容量で出力口が4種類6ヶ所もあるので、キャンプや災害時のような複数の電子機器を使用・充電することができるスペックとなっています。近年需要が高まっているUSB-C出力があるのも魅力的。

また、 USB-A出力の1つにQuickCharg3.0を搭載しているので、QuickCharg3.0に対応するスマホやタブレットは急速充電が可能となっています。

電化製品の例/利用時間

製品	消費電力	利用時間/回数
スマホ	18W Max	約40回
ノートパソコン	30W	約9回
ライト	5W	約58時間
液晶テレビ	60W	約10時間
車載冷蔵庫	60W	約51時間
電気毛布	55W	約10時間

スマホの充電が約40回、ライトが約58時間、電気毛布が約10時間も使えるので、電気毛布を最大温度でガンガン使う真冬でなければ、キャンプで1泊2日するくらい余裕です。

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本体の充電方法/充電時間

ポータブル電源本体の充電方法はACアダプタを使ってコンセントに繋ぐ方法、シガーソケットを使って車に繋ぐ方法、ソーラーパネル（別売り）で充電する方法の3種類があります。

シガーソケットで車に繋いで充電する方法やソーラーパネル（別売り）で充電する方法は、車中泊や災害時に非常に役立つ充電方法ですね。

ポータブル電源本体の充電にかかる時間は、ACアダプタを使い自宅のコンセントに繋げば約5時間でフル充電できます。

また、シガーソケットを車に繋いで充電した場合は約13時間、ソーラーパネル（別売り）で充電した場合は約11時間かかると公式サイトで案内されています。

ポータブル電源本体を充電中に給電ができるパススルー充電に対応しているので、野外などでもソーラーパネルで充電しながら使うことで充電を減らすことなく電子機器に給電をすることができます。

外箱/付属品

Jackeryをイメージさせるオレンジを基調とした外箱になっていますね。

付属品は購入するセットによって変わりますが、私はJackeryポータブル電源708を単体で購入したのでソーラーパネルは付いていません。

災害時やキャンプ場などの野外でも充電をしたい方は、ソーラーパネル付きのセットを購入することをおすすめします。3万円程高くなってしまいますが。

[box04 title=”付属品”]

• ACアダプタ
• 車載用充電シガーソケット
• 取扱説明書
• 付属品収納ケース
• ソーラーパネル（別売り）[/box04]

デザイン/触り心地

本体前面部分はマットな黒色を基調としメーカー名や囲い線をオレンジ色にすることで、シンプルながらに一目みてジャクリの製品とわかるようなデザインとなっています。

上部は持ち手のハンドルが付いており、使わないときは収納できるので平らにできます。

また、平らなだけでなく上部の四隅にくぼみ凹が作られているので、下側の凸と綺麗にマッチして積み重ねることができるようになっています。

ハンドル部分の裏側はオレンジ色のゴム製グリップになっているので、握った際に指先が滑らず持ち運びしやすいようになっています。

背面はマットな黒色を基調としており側面はオレンジ色を基調としていますが、前面とは違って全体的に横線を入れたデザインとなっています。側面には通気口あり。

下側は四隅に滑り止め凸が付いているのでしっかりと地面に固定ができますし、本体が地面に接しないので汚れにくいです。

実際の触り心地はマットな見た目通り少しザラザラした感じです。

サイズ/重量

大容量かつ6ヶ所の出力口があるにも関わらず、サイズは約299.7×191.5×190.5mm（横×奥行×高さ）と割とコンパクトになっています。

重量が約6.8kgあるのですが、コンパクトで持ちやすいグリップのおかげでそこまで重たいとは感じません。

安全性/安全認証マーク

Jackeryポータブル電源は防災製品等推奨品認証を取得し、電気用品安全法の基準に適合した電化製品にのみ掲示されるPSEマークも取得しているので、安全性の高いポータブル電源と言えます。

保証期間

Jackeryポータブル電源708は公式サイト、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングの中であれば、どこで購入しても24ヵ月の保証がつきます。

ポータブル電源は高価で保証が付いていないと怖くて購入できないので、24ヵ月の保証が付いているのは安心できますね。

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Jackeryポータブル電源708を実際に使ってみた使用感/感想

実際にJackeryのポータブル電源708を使ってみた使用感や感想を正直に書いていきます。

それでは、それぞれについて説明していきます。

大容量なので残量を気にせず充電・稼働できて非常に快適

我が家はキャンプ中の写真や動画をスマホで撮っているので、夫婦ともにスマホの充電がすぐに減ってしまうので、残量を気にせずに何度も充電できる大容量なポータブル電源は非常に快適です。

また、スマホだけでなくLEDライトやハンディファンをキャンプ場で電源に接続した状態で使いたいので、容量を気にせずに使い続けられるほどの容量を備えているJackeryポータブル電源708は非常に重宝しています。

我が家のようにスマホでキャンプ動画を撮る方や複数の電子機器を充電・稼働させたい方は、この大容量さを快適に思うはずです。

最大6台の機器が同時に接続できるのでキャンプ場で大活躍

Jackeryポータブル電源708には6個も出力口が付いており、スマホ・ハンディファン・LEDライト・ゲーム機など複数の電子機器を同時に接続することができるので、キャンプ場で大活躍してくれています。

キャンプ中にスマホやハンディファンを充電・稼働させたいタイミングは家族でかぶるので、同時に6個の機器を充電できるJackeryポータブル電源708は、ファミリーキャンパーなどの複数で利用したい方にとって非常に快適なポータブル電源です。

ただ、未だにシガーソケットだけは使ったことがないので、災害時以外は使わないかもしれません。

Jackeryポータブル電源708の充電口は、一般的な家電が使用できるAC100Vコンセントが2口 、USB-A端子が2口、シガーソケットが1口、USB-Cポートが1口の計6ヶ所。

消費電力と残量の数値がリアルタイムで表示されるのに感動

普通のモバイルバッテリーだと消費電力の表示はもちろんないですし、残量も3～5個のメーターで表示される程度なので、消費電力と残量の数値がリアルタイムで詳細に出るのに感動しました。

個人的に電子機器それぞれの消費電力が知れるだけでも面白いのですが、Jackeryポータブル電源708の1度に出力できる電力上限が500Wになっているので、その上限を超えないように充電する機器を調整するのに非常に役に立つ表示機能です。

また、消費電力が分かれば残りの残量から計算して、あと何時間くらい電子機器が使えるのかを予想できるので、災害時にもかなり役立つ機能なはず。

ハンドル裏のゴム製グリップのおかげで指先が滑らずに持ち運びしやすい

Jackeryポータブル電源708のハンドルの裏側はゴム製のグリップになっているので、ハンドルを握った際に指先が滑らずに持ち運びがしやすくなっています。

キャンプに行くたびにポータブル電源を持ち出す我が家にとって、持ち運びのしやすさはわりと重要なポイントなので、ここもJackeryポータブル電源708を選んだ理由です。

給電中は定期的にファンの音が大きくなる

キャンプ場で使っていた際に気づいたのですが、給電中は定期的にファンの音が大きくなります。逆に通常時は無音。
（検証結果：扇風機13Wで稼働すると約20分ごとに2分間程度）

明るい時間帯に使っていた際は全然気になりませんでしたが、テントで寝る際にスマホやハンディファンを充電するため一緒にテント内に入れておいたところ、定期的になるファンの音が少し気になりました。

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Jackeryポータブル電源708で使える家電を検証/キャンプ道具・防災用品

キャンプや災害時に使う電化製品をJackeryポータブル電源708で試してみましたので、検証結果をまとめていきます。

スマホ（iPhoneSE2）

キャンプ場で1番充電頻度の高いスマホ（iPhoneSE2）を充電できるか試したところ、消費電力4～8Wくらいの間で問題なく充電ができました。

スマホの電池残量が20%の状態から80%にするまでにかかった時間を検証したところ約50分、ポータブル電源本体の残量は1%減る結果となりました。

LEDライト（ARJAN）

普段キャンプで使っているLEDライト（ARJAN）を充電できるか試してみたところ、消費電力7～12Wくらいの間で問題なく充電ができました。

LEDライトの電池残量が0の状態からフル充電するまでにかかった時間を検証したところ約2時間、ポータブル電源本体の残量は3%減りました。

サーキュレーター（アイリスオーヤマ）

暑い時期はキャンプ場にサーキュレーター(アイリスオーヤマ)を持っていくのですが、最大風力でも消費電力約4Wくらいで問題なく稼働ができました。

サーキュレーターを数時間稼働し続けても数％しか充電が減らなかったので、連泊でも十分に使えます。

ハンディファン（Francfranc）

自宅やキャンプ場で良く使うハンディファン（Francfranc）を充電できるか試したところ、消費電力3～5Wくらいの間で問題なく充電ができました。

ハンディファンの電池残量が0の状態からフル充電するまでにかかった時間を検証したところ約2時間、ポータブル電源本体の残量は2%減りました。

扇風機（TEKNOS）

キャンプ場に家庭用の扇風機（TEKNOS）を持っていくことはありませんが、災害時を想定して扇風機が使えるかを試してみたところ、風力6段階中1レベルだと消費電力約5W、4レベルだと約13W、6レベルだと約25Wで問題なく稼働ができました。

さらに、扇風機を6段階中4レベルで1時間稼働させてみたところ、ポータブル電源本体の残量は2%減りましたので、真ん中くらいの風力だと50時間くらい稼働させ続けられるということですね。

ゲーム機（任天堂switch）

大人がテントの設営や撤収作業をしている間は子供たちが暇になってしまうので、そんな時の暇つぶしアイテム任天堂Switchを充電できるか試したところ、消費電力4～8Wくらいで問題なく充電が出来ました。

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Jackeryポータブル電源708のメリット・デメリット

Jackeryのポータブル電源708の良かった点・気になった点を以下のようにまとめました。

気になった点は『定期的になるファンの音』と『高性能・高品質なので他と比べて価格が少し高い』くらいしかなく、圧倒的に良かった点の方が多かったです。

定期的になるファンの音には最初こそ気になりましたが、使っていくうちにすぐに慣れましたし、これだけ高性能なポータブル電源なので少し高めの価格設定にも十分に納得できています。

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Jackeryポータブル電源708を安く買う方法｜セール情報

Jackeryポータブル電源708を安く買う方法やセール情報を紹介していきます。

安く買う方法ですが、通常時は1,000円オフのクーポンがもらえる公式サイトで買うのが1番安いですが、公式サイトでは定期的に最大35%OFFのセールを行っているので、公式サイトでのセール情報は必ず確認するようにしましょう。

もし公式サイトでセールが行われていなければ、Amazonや楽天市場などでセールが行われていないかを確認するのがオススメですが、怪しいサイトで格安で買えるような詐欺が多発しているようなので、公式サイト以外で購入する際は要注意。

Jackeryポータブル電源に関するよくある質問

Jackeryポータブル電源に関するQ&Aを解説します。

jackeryポータブル電源708で使える家電は？

電気毛布、サーキュレーター、扇風機、車載冷蔵庫、ハンディファン、スマホ、ヘアアイロン、ノートパソコン、プリンター、Switch、LEDランタンなど

jackeryポータブル電源708の寿命は？何年持つ？

明確な寿命の表記はなく使用頻度にもよりますが、長持ちするように使えば10年ほど使えるでしょう。

Jackeryポータブル電源708の重さは？

約6.8kgで持ち運びしやすい重さとなっています。

Jackeryポータブル電源708のワット数は？

191400mAh/708Wh大容量バッテリーを搭載し 最大電力500Wの機器に給電できます。
（実際は500Wを多少越えても使える場合があります）

Jackeryポータブル電源708はどこで買える？

Amazonや楽天市場などでも購入できますが、メリットの多いJackery公式サイトで購入することを推奨しています。
公式サイト：https://www.jackery.jp

まとめ：Jackeryポータブル電源708はキャンプや災害時の備えに最高のポータブル電源

この記事では『Jackeryポータブル電源708を徹底レビュー｜キャンプや災害時に使える家電も紹介！』について書いてきました。

キャンプや災害時の停電に備えて、安心できるようなポータブル電源をお探しなら、価格が少し高くても高性能・高品質・高い安全性が備わったJackeryポータブル電源708が非常におすすめです。

また、Jackeryポータブル電源は5種類の容量が用意されていますので、自分の必要としている容量により近い物を選びましょう。